子宮筋腫

自宅で出来る子宮筋腫治療法

子宮筋腫の症状−「過多月経」

子宮筋腫で自覚症状がある人は、子宮筋腫を持っている人の3割程度で残りの7割の人は無症状です。子宮筋腫の症状としては、過多月経や月経困難症、圧迫症状や下腹部のしこり、不妊症状などがあります。

 

自覚症状が少ないために、健康診断などで貧血であることを指摘されて気がつくこともあります。

 

子宮筋腫になって最も多く現れる症状が「過多月経」です。過多月経によって出血量が増えて貧血症状が現れます。

 

過多月経は子宮筋腫が子宮内くうを広げて内膜の面積を広くするために、月経時の血液量が多くなるのです。また筋腫によって子宮の収縮が妨げられてしまうため、止血力が弱くなり月経が長引いてしまい結果血液量も多くなるのです。

 

出血量は個人差があります。子宮の収縮が妨げられることで、過度の収縮が起こってひどい月経痛になることがあります。

 

月経量が今までよりも極端に増えたとか、月経の期間が8日以上続くようになったとか、月経以外に不正出血があるという場合には過多月経の可能性があります。一般的に月経量の平均としては、1回の月経量が50ml〜100mlとなっています。

 

その中でも2日目、3日目辺りは月経量が多くなるのが一般的ですが過多月経だと月経量が多い日が長く続くことがあったり、血の塊が月経血の中にあったりします。目安として、ナプキンが1時間もせずにいっぱいになってしまうとか外出するのに支障をきたすような月経が何日も続くことが考えられます。

 

過多月経かどうか知る方法は、血液検査をして貧血の具合を見て判断するそうです。自分で見た目に出血量が多いと思っても、貧血になっていなければ過多月経ではありません。

 

このような症状がでたら、早めに治療をしたほうがいいと思います。治療と同時に、日常の食生活においても鉄分を積極的に摂取していくことが大切です。

子宮筋腫の症状−「月経困難症」

子宮筋腫の代表的な症状2つ目は「月経困難症」です。月経困難症には月経に伴いおきる腰痛や下腹部痛、頭痛や発熱、めまいや吐き気、下痢や嘔吐などの症状があります。

 

日常生活に差し支えるほど症状が強いため治療が必要になるもののことを言います。これらの症状の中でも特別に問題となるのが、腰痛や下腹部痛といった痛みに関してです。

 

子宮が月経血を排出する際にけいれんのように収縮するので起こる痛みであるとか、骨盤内の血行障害によって起こる痛みであると言われています。痛くなる時期は、月経と一緒に月経の期間だけ痛くなる場合と月経以外のときにも痛くなる場合があります。

 

痛みの具合も、差し込むような鋭い痛みを感じる人もいれば、ひきつるような痛みを感じる人もいれば、鈍痛のような痛みを感じる人もいます。痛み止めを飲んでもこの痛みが治まらない激しい痛みに関しては、子宮筋腫を疑った方がいいと思います。

 

子宮内くうに子宮筋腫ができる粘膜下子宮筋腫の場合、月経痛が強くなる傾向にあるようです。他にも下腹部痛がひどい場合、子宮の内側に子宮筋腫ができる有茎性粘膜下筋腫と考えられます。

 

子宮筋腫の重みによって子宮の内膜をひっぱるため筋腫が膣の方向へ飛び出しそうになって、筋腫を膣から押し出そうとして子宮が強く収縮するために激しい下腹部痛が起こるのです。

 

このときに筋腫の茎部分がねじれてしまい血液の流れを止めてしまうと血の塊として大量出血を起こし、激しい腹痛に襲われてショック状態になってしまうこともあります。こうなった場合、すぐに入院して治療をほどこさなければ危険です。

 

月経困難症は、子宮筋腫や子宮内膜症などが原因で起こるものと、身体的に特に異常がなくてもホルモンの働きで起こる場合があります。生理活性物質のプロスタグランジンというものが過剰に分泌されて起こるのです。

 

このプロスタグランジンには、痛みや炎症や発熱などの症状を増幅させる働きがあります。そのためなんらかの原因によってこのプロスタグランジンが多く分泌されている人は月経困難症の症状が現れます。月経困難症がすべて子宮筋腫につながるわけではないのです。

子宮筋腫の症状−「圧迫症状」

続いての代表的な症状「圧迫症状」について説明します。先ほど述べた過多月経とか月経困難症の場合は子宮筋腫の大きさには関係なく症状が現れます。

 

しかしこの圧迫症状に関しては、子宮筋腫の大きさに関係があり、大きな筋腫によって圧迫されることによって様々な症状が起こります。

 

子宮筋腫が膀胱を圧迫した場合

筋腫によって大きくなってしまった子宮が膀胱を圧迫して、膀胱が容量を小さくしようと働くために頻尿になってしまいます。

 

また筋腫ができた場所にも関係します。筋腫が子宮の前の方つまり膀胱に接する側にできると、筋腫が小さかったとしても圧迫症状と同じような症状が現れることもあります。

 

大きくなった筋腫は尿道を圧迫してその結果排尿痛が起きることもありますし、尿管を圧迫して腎盂の肥大を起こすこともあります。

 

子宮筋腫が神経を圧迫した場合

大きくなった筋腫によって神経や血管を圧迫してしまうと体内の血液循環が悪くなって腰痛の原因となってしまうことがあります。

 

子宮筋腫が静脈を圧迫した場合

大きくなった筋腫によって骨盤内の静脈を圧迫してしまうと下肢の静脈の流れが悪くなって血栓症を起こしてしまうことが稀にあります。

 

下肢に静脈血栓ができてしまうと、それが肺へ運ばれて肺の梗塞を起こす原因となってしまいます。すると呼吸困難になり最悪の場合、死に至ることもありますから注意しなければなりません。

 

このような不快症状が続く場合、子宮筋腫を疑って早めに治療することをおすすめします。